「動機の言語化か、あまり好きじゃないな。いや、案外そういうところに〜〜」みたいな事を言ってる処からなかなかこじらせてるなーと思わせてしまうクロロ。他人の念能力を盗む(強奪な感も…)、他人の持ってる物を羨む、欲しがるというのは自己の何かしらが欠けているからなのではないかとつい勘繰ってしまうこの頃です。念能力には人となりが色濃く反映されますね。
ここからは完全に妄想ですが、クルタ族を襲った時残されていた言葉、「我々は何ものも拒まない だから我々から何も奪うな」に違和感を感じたのでそこから話を展開してみようかと思います。最初は流星街の決まり文句だから使ったのかとも思ったんですが、使う必要ある?と思い直しました。それに、これでは幻影旅団と流星街出身者どちらの犯行か区別がつかないですもんね。もしくは幻影旅団として行動したが流星街の住人としての私事がちょいと顔を出してしまったのかも。ここにクロロの自分探し的なアレが関係してそうなんです。つまり、クロロはクルタ族とその他の人種とのハーフなのではないかな、と。母がクルタ族。クロロは緋の眼が出なかったので母共々追放。流れ着いた先が流星街。母親の方はそこから流星街を去りクルタ族に戻るのですが、もしかしたらクロロを手放せば戻ってもいいみたいな条件を出されていたのかも。で、クルタの集落で病死。クロロがある程度の年齢になった時に長老から打ち明けられ、ついでに長老の能力を奪う(酷い)。想像するだけですが、とてつもなくショックな出来事です、家族に棄てられるというのは。この事を知ってるのはクロロと長老だけ。自分とは何か、と考えざるを得ない状況になってしまったのではないかなー、と妄想しました。なのでクルタ族襲撃には少し私情も混じってます。
戦闘は得意で頭もキレる、集団をまとめる統率力とカリスマがあるのに存外そいつ自身の中身は空っぽ、あれ⁉︎これってオレのことか?(違う)クロロがオレでオレがクロロで、入れ替わってる〜⁉︎と云う与太話から膨らませてみました。ついにバレてしまいましたね、どうも、私がクロロです。