十中八九

HUNTER×HUNTERの考察(今更)とサプリや日々の徒然

潰れるのは個性じゃなくて精神の方

冲方丁先生の小説の書き方本に、確か、指導されたりで消えるようなものは個性ではない、どうしたって出てくるものが個性なんだ、みたいな事が書かれていて、その時はそういうものかなぁ、そういうものだなぁなんて思ったりしてました(もしかしたらその程度で無くなるような個性に振り回される必要は無いというような事を仰りたかったのかもしれない、そんなことは気にせずとにかく書け、と背中を押す為の言葉だったのかな)。

少女漫画家さんに多い気がしますが、デビュー作はアシスタント先だった先生の絵にそっくりでもだんだん自分の絵に成ってく方をちらほら見る気がしたのでそれが個性と云えば個性なんだろなー。

でも実際にそれで色々悩んで道半ばで途絶えた人も居るはずなので、そういう人はいったい何だったんだろうっていうのもずっと頭の隅に残り続けてたんですよね。オレの事ですね。

きっと「内向的なキマジメ」な人で「タメルだけタメテぼろんぼろん」になってしまったんだなあと何となく納得しました、自分の中で。オレの事です(しつこい)。

で、まあ、個性うんぬんより先に精神が参ってしまうので、人の言う事は程々聞くようにして、あんまり自分で自分を追い詰めないようにするのがいいかな。そう出来たら良いな。

 

あー、でも創作物だとあんまり誰かに似てしまうとパクリとか言われたり下手すると著作権なアレで訴訟問題になったりするから一応は他所と線引きできるくらいの作家性は無いといけないのか。