『もののがたり』8巻でのこと。
唐傘関連での事は全て俺の手柄と豪語する黒檀。
しかしまあ、普通に考えれば付喪神の目的ってだいたい現人神の顕現なのでぼたんさんを手中に収める事だし、斥候で来た唐傘の1人がぼたんさんを狙った事から、その時点で唐傘の狙いは明白なはず。
黒檀が婚礼調度を呼び出したのは余計なリスクが増しただけに過ぎず、唐傘一派襲撃をしのいだのは京都守護・門守隊と兵馬、危地を脱した婚礼調度であって八衢は何もしていない。
リスク回避するなら婚礼調度を呼び出す代わりに黒檀が信を置く部下を京都に配置すべきであった。もちろん雅楽寮には内緒で。雅楽寮を泳がせていたと言い張るなら。
黒檀が自慢していいのは、何でも俺の手のひらの上で踊ってるだけだ、ってことじゃなくて、美人でデカいお嫁ちゃんだけだからな!
羨ましー!
でも黒檀の主義なら以前の兵馬を評価しそうで、手に収めたいと思うはずなんだよな。でも菫ちゃんはそんなでもない、というかどっちかというと造兵さんに近い考えだし。八衢当主は代々とある付喪神に乗っ取られてるとかだったらズッコケる、さすがに。
以上。
久しぶりに真っ当な少年マンガを読んだ気がします。
絵も上手いし読みやすい。今イヤな所で止まってるので早く続きが読みたいです。