十中八九

HUNTER×HUNTERの考察(今更)とサプリや日々の徒然

画材の問題かなぁ…

マンガは別に鉛筆仕上げでも問題無いんじゃない?な立ち位置です。ちゃんと仕上がってるかどうかの方が問題なんじゃないすかね。

無限の住人』でも鉛筆で描いたところは、下書きのまま原稿出したな、とか言われたらしいですが、コミックスで読んだ私には分からなくてただ上手いなぁとしか思ってなかったなぁ。

ちょっと前に読んだ鉛筆仕上げのマンガは見づらいところがあったので、ネットで下書きと言われてたらしいんですがしょうがない部分があるんじゃないかななんて偉そうに思ってすいません。自分の見る目が肥えた訳では無いと思うのでたぶんそういう事なんじゃないかな。あ、線の濃さじゃない?下書きは薄い鉛筆で、仕上げは濃い色の鉛筆で描けば良いんだ、きっと。

絵画の世界では下書きと完成品ってのがはっきり区別されてんだろうな。それこそボッティチェリやヴィンチ村のレオナルドとかラファエロミケランジェロ、ドナテロ以前から連綿と受け継がれてきた絵画の技法があるんだろうし(え?ほぼミュータント・タートルズになってる?またまたぁ、そんなバカな)。

日本でも墨で描いたのが完成品(たぶん)、っていう価値観が昔からの積み重ねで強固になってるのでわざわざ鉛筆で描くのってそれだけでハードル上がるよなー。

そういや日本の絵師で名前が出るようになったのって江戸時代から?音楽も、たぶん、雅楽のこの人ってのがいるんだろうけど知らない、そういや。武将や武士とかで笛の名手であった、なんていうのはテレビや本で見たりするけど。

美術の授業では、鉛筆で描いた下絵の方が良かったりして、色付けすると途端につまんなくなってしまったなと昔を思い出してみました。絵の具が難しい。絵は得意じゃないです、今も昔も。なので、こんだけ描けるんだからもっと面白いの描けるだろ、って思ってしまうのかも。