お腹を凹めることで腹筋を鍛える種目のドローインですが、お腹を凹めると云えば“ザ・オコノミマン”（『1・2の三四郎2』に出てくる謎のマスクマン）ですよね。
＜一度引退したものの紆余曲折あって復帰、ただ身体造りが間に合わずお腹が出たままだったので試合の時（入場から退場まで）にお腹を凹ませてたため試合時間は短かった。オコノミマンの説明終わり＞
小柄ではあるもののテクニックと瞬発系の筋肉が発達してたのかなぁと、今思い返すとそんな気もする。初代タイガーマスクをイメージしてもらえるとわかりやすい、か…？
オコノミマンは見栄で中年太りを隠す為にお腹を凹ませてましたが、お腹を凹ませると腹圧が高まって筋出力が上がります、確か。あれ、凹ませた上で内圧を高めるとだったっけ？
まあ、そんなこんなで却って強かったのではないかオコノミマン、という話でした。
もう一つ、お腹を凹めるというと『シグルイ』ですよね〜。そういう描写を初めて見たマンガです。ググッと力を込めるシーンは他のマンガでも読んだりしましたが。
ちなみに、腹圧を高めるというと普通お腹が膨らみます。よく役者さんが時代劇をやる時に、中年になってお腹周りに肉が付いてくると和服が様になるというようなことを言ってますが、当時の侍が太ってたわけではなくて腹圧を高めた姿勢でいたからなのではないかな、と秘伝を読むうちに思うようになっていきました。お相撲さんもそう。まわしをキツく締めるのはウェイトトレーニングで高重量を扱う時に付けるベルトと同じなのではないかなーなんて思います。太ってるからお腹が出てるんじゃないんです。みんな体脂肪15%以下です。なんて、そんな力士が増えたらいいなー。
そんでポッコリお腹解消にドローインしなきゃなんですがなかなかしないといういつものヤーツ。
