十中八九

HUNTER×HUNTERの考察(今更)とサプリや日々の徒然

キルアの頭に刺さってたアレ

NGLに入国する際、身体検査で引っかからなかったことに疑問を持つ方がいるとかいないとかなのでその辺考えてみました。私は特に何も思わなかったのですがその理由も含めて。

 

まずはキルアのヨーヨーについて。あの大きさで重さ50kgくらいって、どんな素材使ってんの?って話ですよ。そこら辺で見ないので特殊な金属(?)を使ってるだろうと想像しました(これでバーベルのシャフトやプレートとかダンベル作ったら場所とらなくていいなー)。つまり、高精度かもしれないけど普通に手に入るような器材(NGL入国時の検査マシン)に引っかかるような代物を、仮にも暗殺を生業とする一族が使うのだろうかと思ったので別に不思議とも思わなかったんです。

ちなみに、ヨーヨーの素材を金属としたのはキルアの能力の特性上そっちの方が相性が良いかな、と思ったので。ヒモ部分も鎖状になってたのでこれもそういう理由かと、あと耐久力を考えての造りなのかな。グリードアイランド編では手を怪我してた関係で腕に付けてましたが、キメラアント編では普通に中指だったような……普通の人がやったらもげますよね〜( ̄▽ ̄)

その2。操作系能力者で何かを使う場合、思い入れが強かったり長く使ってる物だったりの方が強くなる、ということで、イルミが普段使ってる針でもいいんでしょうが、もしかしたらイルミの髪など体組織を使ったのではないかなーなどと考えてみました。呪いでも髪とか爪とかって重要なアイテムだっていいますよね。怖い……命の危機に瀕した場面のみ作用して、普段はキルアの髪に紛れて、だったら検査時に引っかからないですよね。でも一本だけ黒髪生えてたら気付くよなー…脱色くらいするか。付ける時もキルアの頭を撫でる時とか「ゴミ付いてるから取ってあげる」みたいな感じで自然に出来そうだし。まあイルミだったらどのタイミングでも仕込めそうですけど。

ひょっとして天空闘技場の200階クラスで戦わなかったのってそれの所為…?これで念覚えなかったから実力不足としてハンター試験受けさせなかった、とか。まあ、歪な愛情ですね、イルミの。こういうのってホントいい迷惑。

(付け足し)サブとのタイマンでは、ゲンスルーに加勢させない為の時間稼ぎという要因が強かったのであまりプレッシャーに感じずに戦いに臨めたのではないかなと思います。ある程度逃げていい戦いなら落ち着いて戦って勝てるんでしょう。では何故キメラアント編でああいう風になってしまったのか。それはピトーを前にした時“逃げる”の一択しか選ばなかった(これで薄々気付いてた自分の行動パターンをはっきりと自覚した)こと、ビスケに指摘されて強く“意識”するようになってしまったこと、だと思います。ここよく間違えるんだよなーって意識し過ぎるとやっぱり間違うかその前の部分でつまずいたりしますよね。思い返すとウイングの念に過剰に反応して距離を取ったとか思い当たる節が。で、何が問題かというと、ビスケも言ってる通り仲間を危険に晒してしまうからです。対ピトーの時三人がうまく連携して、とか、キルアの逃げも想定に入れた戦闘スタイルが三人のなかで出来上がっていたのなら勝てたかも…でもそんな準備ってそうそう出来るものではないですよね。バキでも複数人によるコンビネーションが出来てるのはおよそ格闘技とは呼べぬプロレスくらいと言ってるように難しいものなのです(私のなかではプロレスは最強たり得る格闘技、になる可能性がある、と思ってますよ!)。という訳で突発的な戦闘になった時キルアに退避行動を取られると終わりなので、ビスケは厳しく指摘したんでしょうね。

針に気付いたのは良くも悪くも“意識”するようになったから。自分に集中したことで違和感を感じ取れたのでは。シルバとゼノはキルア自身が針を抜けるかを一つの試金石にしてたようですね。

どうしても文が長くなってしまうわい。ここまで読んでくださりありがとうございます。

 

〈ちなみに、重さ50kgって書いたけど、重さの単位はN(ニュートン)で質量がkgらしいよ。難しいネ!〉